巨大なクレーンがつり上げた車は、屋根がつぶれ、ヘッドライトやガラスが壊れたボロボロの状態でした。
事故があったのは、高知・安芸市にある観光名所の洞窟「伊尾木洞」です。
5月22日、軽自動車が転落し、乗っていた50代の女性2人のうち1人が意識不明の重体、もう1人が重傷を負いました。
事故から2週間以上が経ち、ようやく車の撤去が行われましたが、巨大なクレーンが使われたのには訳がありました。
事故現場周辺は、自生するシダの群落が国の天然記念物に指定されている貴重なエリア。
樹木やシダを傷つけないよう、巨大なクレーンを用意する必要があったのです。
安全確認が終わり、洞窟の一般開放が再開されたのは8日午前。
安芸市は今後、事故が起きた道の安全対策に取り組むとしています。