子どもたちを性被害から守ろうと熊本市は6月、保育園などを見て回り第三者が指導や助言をする取り組みを始めました。この巡回点検では、市が導入した『盗撮カメラ探知機』が初めて活用されています。
【9日・中央区 城東保育園 尾谷いずみリポート】
「点検メンバーの一人が手にしているのが『盗撮カメラ探知機』です。電子機器などに反応を示すということです」
この巡回点検チームは学識経験者や熊本県警、県防犯設備協会など第三者と熊本市の担当者で構成されています。
子どもの性被害や、近年、学校などの施設内で相次いでいる盗撮事件を受け熊本市は昨年度、プロジェクトチームを設置。
今回の巡回点検はこのプロジェクトチームで実施を決めたものです。
メンバーは園職員に話を聞きながら『死角』となる場所はないかなど見て回りました。
『盗撮カメラ探知機』は熊本市が昨年度末に導入したもので、今回が初めての活用です。
人目につきにくいトイレの中などさまざまな場所で盗撮カメラ探知機をかざしチェックしました。
【熊本市こども政策課 西尾晃一さん】
「反応はないですね」
点検後、行われた意見交換ではメンバーが園に対し「犯罪が起きやすいのは目につきにくい、二人きりになりやすい場所。職員で互いに声を掛け合い死角になりにくくすることは有効」などとアドバイスしていました。
【熊本市立城東保育園 川端 喜代園長】
「私たちが日頃〈(子どもは)入らないだろう〉と思っている所も死角になる部分が多いのかなと感じた」
【巡回点検を実施した熊本市こども政策課 大住浩二課長】
「今回得られた知見や結果は市全体で取り組みが広がるように努めたい」
今回の巡回点検は市立保育園・幼稚園、児童相談所が対象で7月末まで行われる予定です。