中東情勢の悪化を背景にした「ナフサショック」。その影響は私たちが普段利用する食品スーパーにも広がっています。現場の取り組みを取材しました。
米田記者:「金沢市のこちらのスーパーでは総菜の個包装をやめ、ひとつひとつ袋に入れるばら売り方式に変わっています」
金沢市彦三町にある「マルエー彦三店」。マルエーではコロナ禍の2020年以降、揚げ物などの総菜を個別にパック詰めしていました。
しかし、ナフサを原料とするプラスチック製品が値上がりしていることを受け今月から全ての店舗で販売方法を変更。
コロッケや焼き鳥、エビフライなど総菜の主力商品は客が備え付けの袋に自分で詰める形に変わりました。
千綾佑弥・マルエー彦三店長インタ:「(販売方法を変えることで)価格転嫁する必要がないのでお客様にもメリットがあるのではと思っています。(総菜を)パックや包装することがなくなったので店としてはすごく助かっています」
店にとっては「なるべく価格転嫁はしたくない」という苦渋の決断でしたが、買い物客の反応はおおむね好意的です。
客:「あ、これになったのですね。絶対こっちのほうが、無駄なものが出なくていいなと思う。プラのゴミがたくさん出るのも捨てるのも大変だし」
客:「便利になる。自分の好きなもの何個でも。袋だと時々いっぱいで残る分があるので、これ(ばら売り)は食べられる分で買える」
ナフサショックの影響は身近な売り場にも広がり、スーパーの模索は今後も続きそうです。