新築の中学校の校舎に飾られている絵画や書は、卒業生や学校で教鞭を取った先生などの作品です。熊本地震の被害や老朽化により新築された熊本市の帯山中学校の校舎が完成し、5日に落成式が行われました。

【星野 佐和 記者】
「ことし4月に完成した帯山中学校の新校舎です。中に入ると木の香りが漂います。入り口には複数の作品が飾られています」

熊本県産の木材がふんだんに使われた、熊本市にある帯山中学校の新しい校舎。玄関や会議室などに、油絵や書など計11作品が展示されています。

これらは卒業生や学校で教鞭を執るなどした帯山中学校にゆかりのある画家や書家の作品で、新校舎完成と共に寄贈されました。

玄関には、1970年代に帯山中学校で美術教師として勤務した水彩画家・宮中 千秋さんの作品が飾られています。

『雪の朝』という作品は、在職中に窓から見えた雪景色を描いたもので、美術室でスケッチしたそうです。

ほかにも阿蘇の風景を描いた油絵や、帯山中学校の校訓である『道を求める』に通ずる書などが飾られています。

【水彩画家 宮中 千秋さん】
「光栄です、本当に。思いがけない出来事。雪が降ったり雨が降ったり、自然の変化、自然を描こうと思っている」

【二紀会 合谷 信二 熊本支部長】
「年をとらないと分からないことがたくさんあるが、私の作品は、〈ふるさとは遠くにありて思うもの〉というテーマにしている。少しでも子どもたちにメッセージが伝わればいいなと思う」

この日、帯山中学校では新校舎の完成を祝う落成式が行われ、生徒代表の三井 柾人さんが「これから何十年と歴史を刻み続ける新校舎を大切にしたい」と述べました。

テレビ熊本
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