クマの目撃件数の急増を受け、より踏み込んだ対策に乗り出します。宮城県は6月、クマ出没特別警報を新設し、目撃された場所への外出自粛も含め、最大級の警戒を呼びかける方針です。

脳の手術を終え、復帰後、初めて定例会見に臨んだ村井知事。言葉にしたのは、クマへの危機感でした。

宮城県 村井知事
「人身被害の発生拡大防止を促す観点から、もう一段、警戒レベルを上げた特別警報を新設する」

宮城県によりますと、今年4月から5月26日までのクマの目撃件数は368件で、去年の同じ時期と比べ、およそ2.7倍に上っています。

現在、宮城県は県民へのクマに対する呼びかけとして、「予報」、「注意報」、「警報」の3段階で発表していますが、6月から「特別警報」を新設することを明らかにしました。

特別警報はクマによる死亡事故が起きた場合や、その月の目撃件数が直近5年間の平均件数の3倍を上回った時などに発表されます。

発表された場合、強制力はないものの、宮城県は県民に対し、目撃された場所への外出自粛、児童生徒の登下校時の配慮、野外行事の開催時期の変更などを要請するとしています。

宮城県 村井知事
「より厳しくしっかりメッセージをもって、県民、いろいろな団体や市町村に対応できるようになる。しっかり心の準備をしてもらう、対策してもらうことが重要なので、このような形をとらせてもらった」

宮城県は早ければ6月にも、特別警報を発表する方針です。

仙台放送
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