5月27日もクマの目撃が相次ぎました。宮城県岩沼市では、住宅が密集する場所で目撃され、警察が注意を呼びかけています。
27日午前3時50分ごろ、岩沼市桑原1丁目の市道で、近くで新聞配達をしていた人がクマ1頭を目撃し、警察に通報しました。
クマは体長1メートルほどで、用水路脇の市道を通って、立ち去ったということです。
クマが目撃された場所は、岩沼市役所から700メートルほどの住宅が密集する地域で、周辺には小学校や中学校もあります。
これまでに、けがをした人や被害は確認されていません。
一方、仙台市青葉区八幡5丁目でも、26日午後9時ごろ、クマ1頭が目撃されました。
また、青葉区川内の仙台城跡近くでも、26日、目撃情報があり、警察が付近をパトロールするなどして、注意を呼びかけています。
そんな中、栗原警察署ではクマの出没に際して、住民や警察官自身の身を守るための具体的な対処法を学ぶ講習会が開かれ、署員およそ30人が出席しました。
27日はクマの生態に詳しい地元猟友会の男性が講師に招かれ、クマを追い払う際の注意点や、危険を回避するために必要な行動などについて説明しました。
宮城県猟友会栗原南支部花山分会 細川淳さん
「こらこらと言っても、クマは絶対逃げません。大きい声を出して、クマにまず警戒をさせる。警戒をさせて、徐々に近づいていくという作業になります」
参加した署員らは自治体職員やハンターとの連携の必要性や、クマの生態について学びを深めていました。
栗原警察署 遊佐晃子生活安全課長
「クマに対応する際に気を付けてほしいことを多数教えていただきましたので、クマとの距離の取り方や間の取り方なども、今後生かせると思います」