27日、日本の南で台風6号が発生し、来週にも列島に大きな影響をもたらす可能性が出てきました。
こうした中、鹿児島では大雨で土石流が発生。
各地で被害が出ています。
27日、日本の南で台風6号が発生。
来週には関東に大きな影響をもたらす可能性が出てきました。
線状降水帯の発生予測が出ていた鹿児島県。
大隅河川国道事務所がXに投稿したのは、午前8時ごろの桜島の野尻川です。
土石流が発生し、濁流とともにゴロゴロと音を立てながら石が流れ落ちました。
午前10時ごろの鹿児島・種子島。
横殴りの激しい雨が降りしきる中、男性は全身雨具を身にまとい、荷物もビニール袋で覆うなど厳重に備えていました。
局地的な激しい雨の影響で被害も出ています。
鹿児島・さつま町では倒木が発生。
約8メートルの木が電線に引っかかるように倒れ、この影響で片側1車線が通行止めとなりました。
一方で午前9時、沖縄の南の海上で渦を巻く雲。
台風6号が発生し、来週にも日本に大きな影響を与える可能性があるといいます。
最新の進路予想では、30日の土曜日に暴風域を伴い、31日の日曜日には強い勢力で沖縄の南へ進む見込みで、その後、6月2日ごろから本州の太平洋側で雨などの影響が出そうです。
一方で、異例の暑さの影響で東海・関東の太平洋の海水温は平年より1度上昇。
ある現象が起きています。
27日、静岡・西伊豆町でカメラが捉えたのは、赤潮です。
駿河湾周辺では、海水温の上昇などによりプランクトンが爆発的に増え、海が赤く染まる現象「赤潮」が大量発生しています。
上空から見ても、赤潮が発生しているエリアが広範囲に及んでいることが確認でき、地元の漁業関係者からは「最近ここ数年出てなかったような気がするんだけど、養殖業者さんなんかは大変だと思いますよ。例えばカキの養殖だとか魚の養殖。酸素が行き届かないから、あと魚が死んだり貝が死んだりするから、赤潮ですと」など、悲鳴の声が上がっています。
東京大学・水野勝紀准教授の研究室が撮影した、赤潮の発生前と発生後の映像を見ると、発生前は魚たちが泳ぐ姿が確認できます。
その翌日、赤潮が発生すると魚がいなくなり、海中が真っ暗になってしまいました。
赤潮を研究している、(国研)水産機構水産技術研究所環境保全部の中山奈津子部長によると、魚介類に直接的な被害はほとんどないとしたうえで、赤潮が発生したエリアでは海水中の酸素が少なくなる可能性があり、魚たちにストレスがかかるなど、間接的な影響が生じる可能性があると指摘します。
一方で、赤潮は夜になると幻想的な光景をもたらします。
26日夜、神奈川・江の島の海岸で見られたのが、プランクトンが刺激を受けて青白く光り輝く、夜光虫です。
波が押し寄せるたびに発光する様子が見られました。
赤潮による夜光虫は愛知県の蒲郡市でも、多くの人が幻想的な光景をカメラで撮影する様子が見られました。
列島に影響を及ぼす可能性のある台風6号。
その進路に注意が必要です。