兵庫・たつの市の住宅で、母親と娘が殺害された事件。

警察が行方を追っているのが、殺人の疑いで指名手配されている大山賢二容疑者(42)です。

27日新たに、殺害された母親が事件数日前に知人に「空き巣に入られたかもしれない」と訴えていたことが分かりました。

警察はこれを事件後に把握し、関連性を調べているということです。

事件発覚から1週間が過ぎる中、事件前後の大山容疑者の足取りが徐々に明らかになってきました。

大山容疑者の親戚は、事件の前日とみられる12日に播磨新宮駅で慌てる様子の大山容疑者を見かけたといいます。

大山容疑者の親戚:
現場の方から播磨新宮駅に向かって猛ダッシュで走って行った。駅に入ったかどうかは分からないが、結構焦った感じで階段を上がって、後ろを通る時もまぁまぁなスピードで走っていた。

事件が起きたとみられるのは5月13日ごろ。

その翌日となる14日、事件現場の最寄りの播磨新宮駅の防犯カメラに大山容疑者の姿が捉えられていたのです。

同じ日、2駅離れた本竜野駅でも大山容疑者の姿が駅の防犯カメラに捉えられていたということです。

そして、その2日後の16日、事件現場から約30km離れた高砂市の路上で、大山容疑者は寝ていたところ職務質問を受けています。

この時、大山容疑者の所持金は550円ほど。
また、スマートフォンを持っていなかったということです。

事件から4日がたったとみられる17日。
大山容疑者の姿は、事件現場付近の防犯カメラに映っていました。

元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は、この事件の捜査の難しさを「今回の捜査が難しいのは、(大山容疑者が)住所不詳なので立ち寄り先があまりないかもしれない。交友関係や助けを求める、自宅に戻るとかそういうことがないので、あらゆる可能性を考えると河川敷にいる可能性もゼロではないと思う」と指摘します。

警察は、大山容疑者が今も現場周辺にいる可能性も含め捜査を進めています。