アメリカのトランプ大統領は、イランとの合意か、軍事攻撃の再開かについて、「五分五分だ」と述べ、24日までに対応を判断する可能性を示しました。
トランプ大統領は23日、ニュースサイト・アクシオスの取材に応じ、戦闘終結に向けた協議をめぐり、イラン側から示された提案について、ウィトコフ中東担当特使らと対応を協議する考えを明らかにしました。
トランプ氏はその上で、「良い合意に至るか、徹底的にたたきのめすか、完全に五分五分だ」と語り、24日までに、戦闘を再開するかどうか判断する可能性が高いとの考えを示しました。
アメリカとイランは、戦闘終結に向けた「覚書」をめぐり調整を続けていて、アクシオスによりますとイラン側はホルムズ海峡の段階的な再開や、アメリカによる海上封鎖の解除、凍結資産の解除などを盛り込むよう提案しているということです。
また、覚書の締結後には、30日から60日間、詳細な合意に向けた協議が続けられるということです。
ただ、アメリカ側が重視する濃縮ウランの放棄などは、覚書には盛り込まれない可能性が高いとみられています。
一方、仲介を担うパキスタンのムニール陸軍元帥は、イランの首都テヘランで政府高官らと会談した後、現地を離れました。
アクシオスによりますと、最終合意には至らなかったものの、パキスタン側は、「最終的な合意に向けた前向きな動き」があったと説明しているということです。
こうした中、(インドを訪問中の)ルビオ国務長官は23日、記者団に対しイランとの交渉で「ある程度の進展はあった」と語りました。
ルビオ国務長官:
ある程度の進展はあった。いまこの瞬間も協議は続いている。きょうか、あす、数日以内かもしれないが、何らかの発表ができる可能性がある。
ルビオ長官はその上で、合意に向けては濃縮ウランの放棄や、ホルムズ海峡の開放が、譲れない条件との考えを改めて示しました。