石川県を代表する伝統工芸「輪島塗」は、2024年1月の能登半島地震で工房や製品が失われるなど大きな被害を受けました。
今も復興に取り組む産地の支援につなげようと、鳥取市の百貨店で被災を免れた「輪島塗」の展示即売会が開かれています。
贅沢に金を施した背景に繊細な七宝模様があしらわれた椀に、漆がもつ独特のつややかさが落ち着いた雰囲気を醸しだすひな人形。いずれも石川県を代表する伝統工芸「輪島塗」の作品。
2024年1月の能登半島地震で被災を免れました。
鳥取市の丸由百貨店で、5月20日から始まった「輪島塗」の展示即売会。
能登半島地震で大きな打撃を受けた輪島塗やその職人を支援しようと、丸由百貨店が古くから取り引きのある現地のメーカーから直接、商品を取り寄せ、開きました。
能登半島地震や同じ年に発生した集中豪雨で輪島塗の工房や出荷前の製品が失われるなど被害があり、地震発生から2年余りが経った今も元どおりの環境で製作に打ち込むことができない職人もいるということです。
会場には、被害を免れた重箱や椀、漆で描かれた絵画などのほか、地震発生後に製作された湯呑みなど約80点が並びます。
来場者:
すばらしい技をもっておられるなと思って見ていました。
池端漆香堂・池端龍司社長:
輪島塗は、なかなか紹介する機会がないので輪島で作った輪島塗を見てもらいながら、まだまだ復興途中の輪島のことを思い返していただきたい。
この販売会は、鳥取市の丸由百貨店で5月25日まで開かれています。