炎の踊りで目指すは世界1
福島・いわき市にあるスパリゾートハワイアンズ。
東京ドーム6個分の巨大な敷地内にプールやスライダー、温泉にポリネシアンショーなど一年中常夏ムードが楽しめるテーマパーク。

ここに炎の踊りで世界一を目指すダンサーがいるということでステージを覗くと…
燃えさかる炎を持って息の合った軽快な踊りを見せる二人。


二人は兄弟で、兄のバル憂弥さん( 本名: 松島憂弥)と、弟のムア史弥さん(本名:松島史弥) 。
二人が踊るのは、「ファイヤーナイフダンス」という、南太平洋の島国サモアに伝わる戦いの踊り。
武器に使う大きなナイフの両端に火をつけ縦横無尽に操り、敵を威嚇したという。

「好きな気持ちが上なので怖くない」
ーー 熱くはないんですか?
バル憂弥さん:
熱いです…
ムア史弥さん:
我慢しています…

ーー実際に火を触っていましたよね?
バル憂弥さん:
あれも我慢です。サモアの戦士だと自分に思い込ませて火を恐れずれに挑んでいます
ムア史弥さん:
怖さもあるんですけど、ファイヤーナイフダンスが好きなので、その好きな気持ちが怖さに勝っています


ファイヤーダンスは常に危険と隣り合わせであることから、高度な技術と度胸が試され、世界で最も過酷な踊りとも言われている。
毎年5月にファイヤーナイフダンスの世界選手権が行われ、昨年の大会では兄の憂弥さんがアジア人初となる決勝ラウンドへと進み、準優勝という快挙を成し遂げた。
アジア人初の準優勝

ここで、世界一スリリングなダンスを体験することに!
ーーすごい熱気!熱い。これで…体験…ですか?
ムア史弥さん:
いえ!こちらに練習用のナイフがございますので!

練習用のナイフで基本の正面回しという技から教えてもらうことに。
ムア史弥さん:
重さがあるので遠心力を使って回すと速く回せます

基本的な動きを学んだところで二人と共演。
兄弟の息の合った回転速度には追いつかないが、リズムに乗れた感触と共に最後のポーズは美しく決まった!

最後に、今後の目標について聞いた。
バル憂弥さん:
世界一になって福島に世界一のダンスを色んな人に観に来てもらいたい
ムア史弥さん:
世界一になってハワイアンズ、そして福島を盛り上げていきたい

(福島テレビ)
