11月1日(日)に決勝戦が行われる春の高校バレー県予選。

そこで男子から、連覇を狙う《佐渡》と去年決勝のリベンジを誓う《東京学館新潟》の2校をご紹介します。

去年の県予選。1・2年生中心の若いチームが旋風を巻き起こしました。

【実況】

「北村、レフトから打ち抜く!決めました~!」

佐渡が42年ぶりとなる春高出場の切符を手にしてから1年…

【佐渡 北村宏樹 主将(3年)】

「練習中から頑張っていきましょう!」

今年もベスト8に駒を進めた佐渡が、連覇をかけて練習に汗を流しています。

チームを引っ張るのは去年、“小さな大エース”として脚光を浴びた身長169cmのキャプテン・北村宏樹選手。今年は体が一回り大きくなり、サーブのスピードに磨きがかかりました。

【佐渡 奥野心花 マネージャー】

「96km/h。(この記録は)速いほう。たまに100km/hという時もある」

【佐渡 北村宏樹 主将(3年)】

「筋トレをずっとしてきて、サーブの平均が10km/hほど上がった。成長した点だと思う」

1月の新人戦でも初優勝を飾った佐渡。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で約3カ月間練習できず、県総体も中止に。さらに佐渡躍進の秘訣とも言える島外への遠征も取りやめる日が続きました。

【佐渡 北村宏樹 主将(3年)】

「失望していた部分はあったけど、そこでも残りの希望を捨てずに自分たちのやるべきことを確認しながら(ここまで)練習に励めたと思う」

受験のため、やむを得ずコートに立てない3年生もいる今年。チームは北村選手と2年生・大蔵夢也選手の2枚看板を掲げ、去年とはスタイルが違う“型にはまらないバレーボール”を展開し、連覇を目指します。

【佐渡 北村宏樹 主将(3年)】

Q.どんな1年だった

「今までの練習がどれだけ幸せだったかというのが改めて分かって、一つ一つのプレーの重要さというのを確認できた。小さいころからやってきたメンバーというのもあって、どのチームよりも絆はある。佐渡島民の皆様の応援もあるので、その応援をしっかり力に変えて頑張っていきたい」

一方、そんな佐渡にリベンジを誓うのが、去年準優勝に泣いた東京学館新潟です。

【東京学館新潟 渡辺健太郎 監督】

「目的意識を持って頑張りましょう」

2年目の渡辺監督のもと頂点を目指すチームの中心はキャプテン・川辺洋介選手。

去年の県予選に2年生で唯一スタメンとして出場し、悔しさを味わいました。

【東京学館新潟 川辺洋介 主将(3年)】

「それぞれの精度や練習から、もっと試合を想定してやっていかないといけないと思った」

キャプテンとして嫌われる覚悟を持ちながら、かつチームの雰囲気を大切に練習に取り組んできた川辺選手。ゲームでは速いテンポの攻撃を武器に仲間の信頼を集めます。

【東京学館新潟 川端唯斗 選手(2年)】

「勝負どころで“今自分に持ってこい”というオーラというかがすごくて、一番信頼している」

東京学館新潟は1月、新人戦の決勝で佐渡と再び対戦。敗れたものの、フルセットに持ち込んだことに手応えを感じています。

【東京学館新潟 川辺洋介 主将(3年)】

「自分たちがやってきたことは間違いなかったんだなと思った」

しかし東京学館新潟も新型コロナウイルスの影響で約3カ月間練習できない日々が続きました。それでも…

【東京学館新潟 川辺洋介 主将(3年)】

「自分たちはポジティブに捉えてトレーニングなどに力を入れた。練習を再開したときにその効果を実感できたので、体づくりの期間としてできたのはよかった」

東京学館新潟は今年も身長192cmのエース・高橋堅斗選手(3年)を筆頭に高さがあるメンバーが揃い、伝統の粘り強く拾うバレーを継承しながら2年ぶりの王座奪還を目指します。

【東京学館新潟 川辺洋介 主将(3年)】

「例年にはできないバレーができていると思うので、全国出場というスタートラインにまず立って、そこから全国上位を狙っていきたい」