東日本大震災の発生から、3月11日で15年となりました。仙台市青葉区の勾当台公園では高校生たちが中心となり、犠牲者を追悼する「キャンドルナイト」が開かれました。
青葉区の勾当台公園で開かれた、このイベントは震災の翌年から、毎年続けられているものです。
2017年からは「震災の記憶をつないでいきたい」という思いを持った、仙台市内の高校生たちが中心となって開催しています。
11日は午後5時ごろから、およそ2100個のキャンドルに火がともされました。
キャンドルが入った紙コップには、仙台市内9つの小学校の児童や、当日募金をした人によるメッセージが書かれています。
メッセージを寄せた人
「震災のかさぶたが小さくなっても帰らぬ人への思いは変わらないと、短歌にして書きました」
「自分自身が忘れないでいることが大事かなと思います」
3.11キャンドルナイト実行委員会委員長 今井陽菜さん(高校2年生)
「私たちは震災を経験はしているが、記憶はない、あまり覚えていないという世代で、上の世代は記憶があって下の世代は震災について記憶がないという、その間にいる世代なので、覚えている世代と分からない世代の架け橋になればいいなと思う」
今年のキャンドルナイトのテーマは「芽吹く」。
「被災した人の思いなどを守り、感じて、次の世代に伝え続ける」という意味が込められています。
キャンドルは「芽吹く」の文字とともに、双葉の形に並べられました。
双葉は誰も1人ではないことを表しているということです。
訪れた人は温かな光を見つめながら、15年前のあの日に思いをはせていました。
訪れた人
「色々な思いがあって亡くなった人や被災された人、自分自身もそうだったが、そういった思いを改めて感じさせていただきまして、風化させたくないなという思いで15年目を迎えました」
「高校生のお話を聞いて、私たちもできることがあれば、若い世代を支えていきたい」
「今日ばかりはきれいな明かりを見て、心穏やかに過ごしていければなと思いました」
主催した高校生たちは、後輩に活動を引き継ぎ、今後も震災への思いをつないでいきたいと話しています。