中東情勢の悪化などの影響で、早くも全国のガソリンスタンドでは大幅な値上げが相次ぎ、駆け込み給油が起きています。
12日午前8時前の福岡市内のガソリンスタンド。
レギュラーガソリンの店頭価格は154円と表示されていますが、この時、値上げの直前です。
値上げ前に訪れた客:
満タンに入れて。ギリギリセーフって感じ。
そして、午前8時を過ぎると154円だったものが180円に変わり、26円の値上げとなりました。
値上げ直後に来たお客さんは「(Q. 10分前に値段上がったんです)知らなかった!そうなんですか。ギリギリ間に合わなかった」と話しました。
11日午後8時ごろの北海道・札幌市内にあるガソリンスタンドにできた長い車の行列。
ガソリン価格の値上げ前に満タンにしようとする駆け込み給油の人たちです。
一夜明けると北海道内のガソリンスタンドは一斉に大幅に値上げ。
あるスタンドではレギュラーガソリンが164円でしたが28円値上げし192円になりました。
店員:
(Q. 過去にこれだけ上がったことは?)ないです。
給油に来た人は「我慢して入れる(給油する)しかないですね。生活は変わりますよ」と話しました。
一方、東京・世田谷区のガソリンスタンドでもレギュラーガソリンの価格が185円と、12日から大幅な値上がりになっています。
イラン情勢が悪化した直後の3月2日に取材した際、レギュラーガソリンはまだ152円でした。
その後157円に値上げされ、12日の午前0時からは185円と、わずか10日で33円の値上げとなったのです。
給油に来た人からは「高い…。(Q. 高いですか?)高いですよね…。うわ!5000円超えちゃった」「驚きました。数日前は全然低かったのに。こんなに短期間で上がると思っていなかったです」といった声が聞かれました。
こうした中、政府は11日に来週出荷分からガソリン価格を1リットル170円程度に抑制する措置を表明しました。
高市首相:
今年度は十分に対応できる。(燃料価格激変緩和対策の)基金で対応できますので、追加の予算措置というものは考えておりません。
また、政府は16日にも日本国内の石油備蓄を放出する方針です。