中東情勢の緊迫により、原油価格が高騰し、宮城県内では小売り価格の値上げに踏み切るガソリンスタンドが出ています。

「看板を見てびっくりした」

消費者からは生活への影響を不安視する声が聞かれました。

記者リポート
「仙台市中心部のこちらのガソリンスタンドは、リッター200円を超えています。こちらのガソリンスタンドもセルフですが186円です。そして左手のガソリンスタンドも184円、いずれも180円を超えています」

宮城県内のガソリンスタンドでは3月12日、大幅な値上げに踏み切る店舗がみられました。毎週水曜日に石油元売り会社が公表する卸売価格を、翌日、店頭価格に反映させるためです。

記者リポート
「青葉区立町のこちらのガソリンスタンドは、11日の営業から30円ほど値上げし、12日のレギュラーガソリンの価格は193円となっています」

青葉区立町にあるガソリンスタンドも、11日の夜は駆け込み需要がありましたが、値上げに踏み切った12日は「通常より客が減っている」と話します。

訪れた客
「大学に行く道中とかで使うので、結構きついですね」
「仕事でほぼ毎日、車を利用」
Q.190円を超えているが?
「看板みてびっくりしました。ニュースでは170円ぐらいまでに、政府が価格を落とす感じになっていますよね。だから早くそれをやってほしい」
「2月まで東京に住んでいた。東京は電車に乗る人が多いと思うが、宮城はやっぱり車で通勤する人が多いじゃないですか。低ければ低いほど良い」

石油情報センターによりますと、3月9日時点の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり156.5円と、前の週より4.1円高くなりました。

全国平均より5.3円安く、全国で3番目の安さとなっているものの、4週連続の値上がりとなりました。

今後について石油情報センターは「卸売り価格が26円上昇していることから、今後1週間ほどは小売価格も同程度値上がりする可能性がある」としています。

一方、政府が19日から全国の平均価格を1リットルあたり170円程度に抑えるため、石油元売り会社に対し補助金を支給することを受けて、「値上がりは170円前後に落ち着く」との見方も示しています。

仙台放送
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