柏崎市で切断された遺体を遺棄したとして48歳の男が逮捕されてから1週間が経ちました。男は「遺体は兄」と供述しているということです。

今月22日に死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、東京都豊島区の鉄筋工・佐藤和夫容疑者(48)です。

佐藤容疑者は、おととし3月から遺体が見つかった19日までの間に、柏崎市の自身のアパートの部屋に遺体を遺棄した疑いが持たれています。

遺体は7つに切断され、袋に何重にもくるまれた状態で押し入れの中に遺棄されていました。遺体の身元や死因は分かっていませんが…

関係者によりますと、佐藤容疑者には兄と弟がいて、兄とは連絡が取れていないと言います。

【佐藤容疑者を知る人】

「一番印象に残っているのは、中学の卒業式の日にものすごく号泣していたこと。本当こんなことを起こすなんてびっくり」

「小学生のころは、3人兄弟で学校から一緒に帰っていた」

「兄弟仲がいいと思っていたから、何が(事件の)原因だったんだろう」

兄弟と仲がよかったという佐藤容疑者。しかし、中学にあがると次第に素行が悪くなったと言います。

【佐藤容疑者を知る人】

「ちょっとそり込みを入れていた」

「先生にたてついたり、ガラスを割ったりして相当荒れていた」

さらに、現場となった柏崎市のアパート周辺で佐藤容疑者と近所の関係は希薄だったようです。

【近くに住む人】

「全然すれ違ったこともないし会ったこともないし物音もしない。(アパート脇の)下水道を掃除したり何回も通っているけど、そんな気配も全然分からない」

佐藤容疑者はおととし3月から現場の部屋を契約していましたが、2年ほど前からは都内で生活していて、柏崎の居住実態はほとんどなかったとみられています。

佐藤容疑者は遺棄の容疑を認めていて、警察は佐藤容疑者が遺体の発見を遅らせるために遺体を切断したとみて殺人の疑いも視野に調べを進めています。