有明海の保護区に移植した二枚貝、タイラギが、2020年7月の豪雨の影響で激減したことが分かりました。

有明海漁場環境改善連絡協議会は、有明海の再生を目指し、沿岸の4県や国、漁協が年2回開いているものです。29日の協議会では、タイラギやアサリといった二枚貝の資源復活に向けた取り組みが報告されました。

このうち、8シーズン連続で休漁しているタイラギについては、保護区である母貝団地に稚貝を移植し、2020年6月末時点では約4万5000個が確認されていましたが、8月末時点では4000個ほどしか確認できなかったということです。7月の豪雨の影響による海水の塩分濃度の低下や、土砂の堆積が原因と見られています。

九州農政局は「自然災害のリスクを踏まえ塩分濃度の低下の対策を検討していく」としています。