大阪から和歌山へ向かう大阪・岬町の道路で5日、センターラインを越えて対向車の前に現れる車がドライブレコーダーの映像にとらえられた。
危険な運転を繰り返す車には、高齢者マークが貼られていた。
動画撮影者は、「免許を自主返納してほしい」と話している。
“ひょっこり車”の運転手は「60後半か70ぐらいの人」
5日、温泉帰りの男性たちのドライブレコーダーに映っていたのは、センターラインを何度も越え、対向車の前に「ひょっこり」現れる車だ。
この記事の画像(14枚)車内からは「あぶなーい!」、「 何やってんのーバカでしょ!」という叫び声が聞こえた。
車をひょっこりさせては直前で戻り、カーブに差しかかってもお構いなしに、また反対車線にひょっこりする車。
「1歩間違ったら、正面衝突というタイミングもあった」という車の危険運転の映像が撮影されたのは、大阪から和歌山へと向かう、片側1車線の道路だ。
“ひょっこり車”は、前を走る車を追い越そうとしていたとみられるが、センターラインは黄色で、追い越しのためにはみ出すことは禁止されている。
映像内で確認できるだけでも約1分で3回、センターラインをオーバーしている。
このひょっこり車には、高齢者マークが貼られていて、動画撮影者は「(運転手は)60後半か70ぐらいの人やと思う」と話している。
「免許を自主返納して」
ひょっこり車の危険な運転は、これだけではなかった。
前を走る黒い車が、「ゆずりゾーン」に入った時、前を走る車が道を譲ったにもかかわらず、ひょっこり車は、大きくセンターラインを越えて追い越していった。
動画撮影者は、「めっちゃ暴走してる…」と思わずつぶやいた。
この時も対向車が減速したことで衝突は回避したが、ひょっこり車は、最後はスピードを上げ、走り去っていった。
動画撮影者は、「悲惨な事故を起こす前に、免許を自主返納するなり、捜査して捕まえてほしいとは思う」と話している。
(「イット!」 5月15日放送より)