本格的な夏を前に今、依頼が増えているというエアコンのクリーニング。きれいにすることで節電にもつながるというクリーニングのポイントを掃除のプロに聞きました。

【真保恵理アナウンサー】
「少しずつ暑い日が増えてきています。きょうも日差しが眩しいです。今はまだ涼しいですが、これから暑くなると必要となってくるのがエアコンです。皆さんはエアコンのお手入れしてますか?」

ハウスクリーニングなどを行う、おそうじ革命の渡辺謙吾さんにエアコン掃除のポイントを聞きました。

大型連休明けから増えるというエアコンのクリーニング依頼は6月がピーク!

特に去年は暑い日が続き、エアコンの使用頻度も高かったことから、今年はエアコンの汚れが目立つといいます。

【おそうじ革命 渡辺謙吾さん】
「上の部分の熱交換器、ここから空気を吸うが、ここにホコリやカビの汚れがついている」

熱交換器に専用の薬剤を吹きかけて時間を置きます。

その間に外した部品を洗浄。フィルターは自分でも簡単に取り外せるので、2週間に1度を目安に掃除をするといいそうです。

【おそうじ革命 渡辺謙吾さん】
「台所についているエアコンだったら油汚れがついていることも多いので、油汚れ用の洗剤を使ったり、カビが多ければカビ用の薬剤を使って洗ってもらうときれいになる」

また、小まめに掃除をすることでこんなメリットも!

【おそうじ革命 渡辺謙吾さん】
「エアコンの効率も良くなるので無駄な電気代も抑えられる」

その後、高圧洗浄機でエアコンの内部を洗浄していきます。

【真保恵理アナウンサー】
「結構汚いですね。茶色い汚れが出てきます」

フィルターなどを戻して約1時間ほどで作業が終了しました。

【おそうじ革命 渡辺謙吾さん】
「試運転した時にカビの匂いがするとか、ほこりっぽい感じがするときが掃除の目安になる」

業界大手のエアコンメーカーによりますと、まだ涼しい時期に試運転をしても冷房運転が作動しなかったりすぐに止まったりするため、気温が23℃~25℃くらいのときに試運転をするのがオススメだということです。

試運転は冷房の温度を16℃~18℃に設定し10分ほど運転。冷風が出ているかや異常を示すランプが点滅していないかを確認します。

【おそうじ革命 渡辺謙吾さん】
「本格的に使う前に一度試運転する。最初、中のほこりとかゴミが舞う可能性があるので、十分に換気しながらやっていただければ」

早めに試運転やクリーニングをして本格的な夏に備えましょう。

NST新潟総合テレビ
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