北陸銀行の持ち株会社、ほくほくフィナンシャルグループの今年3月期の決算が10日発表され、北陸銀行単体では増収増益となりました。
ほくほくフィナンシャルグループの発表によりますと、北陸銀行単体の今年3月までの1年間の決算は、売り上げにあたる経常収益が1008億5300万円、経常利益が前の期と比べて4.1パーセント増の151億2900万円、当期純利益は182億6400万円で前の期より27.6パーセント増えました。
資金利益が増加したほか、ビジネスマッチングなどコンサルティング収益も好調だったことに加え、能登半島地震の影響が決算上は限定的だったことが要因だとしています。
*北陸銀行 中澤宏頭取
「発生して4カ月ということで、まだインフラも整っていないとか、相談そのものがこれからということもあるので、本決算ではそこまで反映されていないということですが、今後そう言ったご相談が当然増えてくると思っているので、私どもとして精一杯そこに応えていきたい」
また来年3月期の業績については、純利益で今年を33億円下回る110億円と予想しています。