富山銀行の今年3月期の連結決算は、融資先の破綻などにより収益が悪化し2期ぶりの減収減益となりました。

発表によりますと、売上にあたる経常収益は株式などの有価証券関係の収益が減ったことなどから、前期比6.2%減の101億4600万円、経常利益は50%あまり減少し、7億8800万円となりました。

減益となったのは、融資先の経営破綻によって与信費用がかさんだことによるもので、事業承継などで収益の積み上げを図ったものの、通期で増益には至らなかったということです。

一方、来年3月期の業績予想については、現在の融資の状況を踏まえて経常利益で14%あまりの増益を見込んでいます。

富山テレビ
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