次の日曜日は「母の日」ですが、プレゼントはもう決まりましたか?仙台市泉区のフラワーショップでは子供たちがプレゼントを贈りやすいようにと、お得なキャンペーンを行っています。
泉区虹の丘にある「花のフラワード」です。
堤勇高アナウンサー
「カーネーションを中心に、色とりどりの母の日用のフラワーギフトが置かれていますが、その中でもこちらのフラワーアレンジメント、通常2200円なんですが、子供が買うと1100円になるそうです」
母の日にプレゼントを贈りたい。だけど、お小遣いが・・・。そんな子供たちを応援したいと店は利益を度外視!通常2200円の商品が中学生以下は「半額」に。
フラワード 堀江志穂常務
「長年、母の日に、自分の財布から千円札を大事そうに出してくれるお子様を見ていて、何か子供に特化した商品はできないかとみんなで考えました」
近年は、「実用的なギフト」も選ばれがちで、物価高で花の値段も上がっているなか、母の日にはやはり、花を贈ってほしいという思いがあるそうです。
フラワード 堀江志穂常務
「お花を贈る時や、もらった時に笑顔になる瞬間と、お花を家に飾っていて、心がほぐれる瞬間を楽しんでいただきたいと思います」
特別価格の花は仙台市内3つの店舗で40セット限定です。価格が安い、高いではなく、大事なのは“プライスレス”な思い。そんな気持ちを込めて贈りたいものですね。
そして、母の日を控えて宮城県内有数の鉢植えカーネーションの産地、柴田町では、5月10日から展示即売会が始まります。燃料代など栽培にかかる費用が去年より2割ほど高くなっているということですが、こちらも「気持ちよくプレゼントしてほしい」と価格を据え置く方針です。
9軒の農家が鉢植えカーネーションを栽培し、5万鉢を出荷する県内有数の産地柴田町。柴田町観光物産交流館で5月10日から始まる展示即売会を前に、農家などがカーネーションを運び入れていました。
最近はカーネーションを栽培するための資材や燃料代などの経費が高くなっていますが、10日からの即売会では値上げはせず、去年同様、市価より3割ほど安く販売します。
斎藤園芸 斎藤達義代表社員
「電気代、油代、資材含めると2割は経費が上がっていると思う。いつも贈っているみなさんがお母さんにプレゼントして喜んでもらえるのが一番いいのかなと思い、今回は、値段は据え置きで販売させてもらいたい」
展示即売会は5月10日から5月12日まで行われ、期間中およそ1600鉢を用意しています。