熊本県教育委員会は、酒気帯び運転や酒に酔って暴言を繰り返した教職員2人を、5月7日付で懲戒処分にしたと発表した。

1週間前には不祥事根絶の研修を受講

懲戒処分を受けたのは、熊本はばたき高等支援学校の26歳の女性講師だ。

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熊本県教育委員会によると、女性講師は4月12日に知人と熊本市内の飲食店でハイボールと日本酒を飲酒後、駐車場に止めた車内で20分ほど休憩したあと、自ら車を運転。飲酒検問の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転で検挙された。

この女性講師は4月1日付で採用されたばかりで、「飲酒運転をしない」などの研修を1週間前に受けていたという。

県教委の処分の指針では停職6カ月相当だが、女性講師の任用期間が2024年9月末までということで、期間の残り日数である146日の停職処分となった。

このほか、県教委は2023年12月、人吉市の飲食店で酒に酔って店員に「嘘つき」などの暴言を繰り返したとして、県南の高校の52歳の男性教諭を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。

(テレビ熊本)

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