伊豆南部の特産であるワサビについてより良い品種を選抜して育てようと生産者による品種検討会が下田市で開かれました。
この品種検討会はワサビのより良い品種を選抜し共有することで他の地域に負けない競争力をつけようと賀茂地区の生産者でつくる南伊豆山葵生産組合が毎年開いています。
検討会では下田市や西伊豆町などからおよそ20人の生産者がそれぞれの沢で育てているワサビを持ち寄り、見た目の色や目が詰まっているかどうかなどを見比べていきました。
南伊豆山葵生産組合・高羽文隆副組合長:
ワサビは結構生産者もいますし、他の作物に負けないよう頑張っています。結構このワサビ業界は最近若手も増えていますし、今勢いが出て来てますので、私も楽しみにしています
今回持ち寄られたワサビの中には組合として育成を進める品種はありませんでしたが、組合では今後も検討会を開いて生産者同士の情報交換を進めながらよりよい品種の開発につなげていく方針です。