ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で2年を迎えるのに合わせ、国連総会と安全保障理事会の会合が開かれ、各国が改めてウクライナとの連帯を示した。
ウクライナのクレバ外相は23日の国連総会でロシアに対し「世界の大多数の意思を無視して侵略を続け、多くの人々を戦火に巻き込んでいる」と強く非難した。
そのうえで和平案について協議する「世界平和サミット」の開催を準備しているとして多くの国が関わるよう呼びかけた。
スイスのカシス外相によると、世界平和サミットはスイスで今年の夏までに開催予定とのことだ。
総会では演説した多くの国がロシアを非難しウクライナとの連帯を改めて強調したほか安保理の会合では国連のグテーレス事務総長が「2年にわたって戦闘と苦しみを見てきた、もうたくさんだ」と述べ国連憲章などに基づく和平を呼びかけた。