アスリートや、筋肉自慢のマッチョが摂取する イメージだったプロテイン
しかし今、ある異変が!

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街の女性たちのカバンの中には・・・ プロテイン!! 
年齢・性別問わず 今、空前のプロテインブームが起こっているのだ。
そこでココ調は体づくりから、ダイエット・美容までプロテインブームを徹底取材した。

健康志向の高まりなどの理由から気軽にタンパク質を取れる“プロテイン”商品が コンビニでも続々販売されている。
ココ調が都内のコンビニ、スーパーで買える商品を集めてみると、その数なんと65種類! 

そこで気になる、今どきのプロテインの味は?

「おいしい」との声が相次ぎ、味もお墨付き! 
実際、プロテイン商品の消費量は右肩上がりで今年は、500億円を超える見込みとなっている。 

子ども専用の「ザバスジュニアプロテイン」(1242円・税込み・希望小売価格)や「おいしくプロテインヨーグルト」(162円・税込み)、「プロドレダイエットたまねぎ」「プロドレダイエットごま」(734円・税込み)など様々なものが発売され、世はまさに“プロテイン”戦国時代だ。 

プロテインを取る理由は!?

街で男女各100人に 「プロテインを取る理由」を聞いてみたところ女性からは「肌や髪に良いかと思って」(30歳・女性)や「ダイエットと言うよりは素敵な体でいたいと思って」(21歳・女性)、「髪や爪に栄養が行き渡ると聞いたことがあって美容として飲んでいる」(48歳・女性)などという声が聞かれ、3位「栄養補給」、2位「美容・健康のため」、1位「ダイエット効果」という結果となった。 

一方、男性は「トレーニングに目覚めてプロテインを取り出した」(20歳・男性)、「モテたい!」(22歳・男性)などと言う声が聞かれ、3位モテたい、2位部活をしているから、1位とにかく筋肉をつけるという結果となった。

どのようにプロテインを摂取する?

孫のために動ける体の方が良いと思いプロテインを摂取しているという伊藤直美さん(48)の食生活をのぞいてみた。

朝は週に5、6回摂取。 粉末のプロテインを青汁と豆乳で割った特製飲料を摂取。 

そして昼は、プロテインバー2つとおにぎりにスムージー。 

さらに夕食もご飯などの炭水化物はあまり食べずプロテインバーを食べるようにしているのだとか。 

増えるプロテイン商品 どんな種類が!?

混ぜる必要がない、ゼリーなどの飲料系プロテインからチョコやグラノーラなど、固形タイプのモノ。
さらにソーセージやささみ。 
体作りを意識した ちくわやカニカマまであった。 

そんな中、「プロテインひろこ」なる女性の情報をゲット!早速、自宅へ。 

1年半前からプロテイン生活を始めた森口裕子さん。 
海外製品を含め、森口さんが現在持っているプロテインの数は20個。 
総額5万円ほどになるそうだ。 

しかし、なぜプロテインを取るようになったのか?

森口裕子さん:
友人などに「なんで運動もしていないのに、こんなにプロテインばっかり飲んでいるの?ムキムキになりたいの?」と言われるがそうじゃなくて、タンパク質を取って、栄養バランスを整えるために飲んでいる。 
1日に50グラムぐらいのタンパク質を取ることを目標にしているんですけど体調もいい感じになったんですよね

プロテイン摂取には注意点も!

専門家によると“プロテイン”には種類があり、必要に応じたモノを選び、取る量も重要だという。

平石クリニックスポーツドクター平石貴久院長:
人間の体はタンパク質でできていますから、タンパク質を取るのは絶対必要なんですね。
内臓とか使った疲労をとりながら、次の日の体をつくるという点では、美容効果も高いと思います

大きく分けてプロテインの種類は2つ。
1つは、体作りをしたい人などが 摂取すると良いと言われるささみや牛乳などの「動物性タンパク質」。 

もう1つは、大豆などからできた「植物性タンパク質」で美容に良いと言われている。 
しかし、注意すべきこともあるという。 

平石クリニックスポーツドクター平石貴久院長:
プロテインを取り過ぎると、肝臓とか腎臓に負担が起きます

平石院長によると、一日で体重1キロにつき約1.5グラムのタンパク質を取るのが理想。
1回の食事での限度は40から50グラムで 一度に取り過ぎると体に負担がかかるというから要注意だ。

効率よくタンパク質摂取が叶うプロテイン活用料理

料理研究家の浜田陽子さんにより効率よくタンパク質が取れるプロテイン活用料理を教えてもらった。 

体づくりを目指す人にオススメ!簡単ヘルシーな一品

作り方は簡単!通常のサンドイッチを作るように、 パンに具材をはさむだけ!
ささみを使って作る高タンパクで低脂肪で低カロリーなサンドイッチだ。

ハムやチーズのかわりにプロテイン商品のささみを使うことで、よりカロリーを抑えられる。
さらに、浜田先生によるとこのサンドイッチ1つで一食分の栄養がとれるという。

調理時間わずか5分! ささみ入り特製サンドイッチの完成! 

美容効果も!?バータイプのプロテインで作るデザート

さらにもう1品。バータイプのプロテインを使った美容効果が期待できるデザートで、果物とバータイプのプロテインを細かくきざみ、はちみつを入れたヨーグルトを層にしてグラスの中に入れていくだけで完成!

浜田先生によるとプロテイン単体で取るよりも他の栄養と一緒に取ってより吸収力を高めるというのが大事だという。

(「めざましテレビ」『ココ調』5月17日放送分より)

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