毎週木曜日にお伝えしています『Weekendどう?』。
11月28日からの金土日を楽しむヒントをご紹介します。
今回の担当は福島アナウンサーです。

福島睦アナウンサー:
「高校生が開くデパート、ご存じでしょうか?商業高校の生徒たちが手がける大規模な販売実習で、日ごろの学びの成果を実践的に試す場でもあります。そこでテーマはこちら!『週末は高校生デパートがアツい!』この土日に開催される松江と鳥取の高校生デパートをご紹介します!」

松江商業高校で11月29日から開かれるの『松商だんだんフェスタ』。
26日、学校では生徒たちが準備に大忙しでした。

2024年の様子は、開店と同時に大にぎわい。
商品販売だけでなく、子ども向けの職業体験コーナーなど集客のための企画も用意されました。

2025年は16の専門店が出店。境港産のカニをはじめ野菜などの生鮮品、地元ベーカリーのパンなどが販売されます。

松江商業高校3年生 松商デパート社長・川本陽太さん:
「ケバブや韓国フェアなど例年にない店舗やフードコートを出すところがみどころ」

ビジネスの仕組みを実践的に学ぶため、生徒たちが「模擬店」ならぬ「模擬株式会社」を立ち上げ、企画から運営、商品の仕入れから販売までを手がけます。

ということで、社長も生徒。
2025年は、3年生の川本陽太さんがイベント全体を取りまとめます。

松江商業高校3年生 松商デパート社長・川本陽太さん:
「我々生徒一同、お客様が来てよかったと思えるようなフェスタになるように一生懸命準備をしてきたので是非ご来場ください」

一方、鳥取商業高校の「鳥商デパート」。
29日から2日間オープンします。

鳥取商業高校3年生 鳥商デパート社長・杉本萌愛さん:
「今年のテーマは売って、笑って、つながってになっています。

「社長」を務めるのは、3年生の杉本萌愛さん。
こちらも3年生を中心に企画を立て、仕入れから販売、会計まで生徒たちが運営全般を手掛けます。

今回は12の店が登場。八頭町「大江ノ郷」のスイーツや生鮮食料品、駅弁・空弁などの販売や吹奏楽部の演奏などのイベントも用意しています。

今回が32回目の「鳥商デパート」。
2024年は2日間でのべ約1万人が来店。
売り上げはなんと約1000万円ということですが、その秘けつは…。

TikTokやインスタグラムにPR動画を投稿、宣伝に力をいれています。

鳥取商業高校3年生 鳥商デパート社長・杉本萌愛さん:
「『すごく楽しかった、また来たい』と思ってもらえるような鳥商デパートにしたいので、ぜひTikTokやインスタグラムも確認していただきながら来ていただけたらうれしい」

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。