中国・蘇州市にある歴史的建造物である永慶寺が、炎に包まれる様子がカメラに捉えられた。火事があったのは敷地内の「文昌閣」という代表的建築物で、火災によって全焼したという。けが人は確認されておらず、地元当局が詳しい出火原因を調べている。
歴史的建築物が炎上
中国・蘇州市で12日に撮影されたのは、炎と黒煙に包まれた歴史的建造物だ。離れた場所からも、屋根の一部が崩れ落ちる音がはっきりと聞こえていた。
この日、現地時間の午前11時半頃に永慶寺で火事が起きた。燃えたのは敷地内の文昌閣と呼ばれる建物で、消防によって火は消し止められたが、全焼した。
名作ゆかりの建物が…全焼
中国メディアなどによると、永慶寺は1500年以上の歴史を持ち、観光地としても人気がある場所だった。
中でも、全焼した文昌閣は永慶寺の代表的な建築物で、中国の名作「水滸伝」が書かれた場所との言い伝えがある。全焼した建物は、1993年に再建されたものだった。
この火事でけが人はおらず、地元当局が出火原因を調べている。
(「イット!」 11月13日放送より)
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