4月30日から、関東甲信越地方を中心に相次いで3件の緊縛強盗事件が発生。周辺住民を恐怖に陥れています。

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5月14日には、新たに福島県南会津町でも、強盗が発生。「めざまし8」は被害にあった60代の女性のいとこを取材しました。

被害に遭った女性のいとこ:
(被害に遭った)本人が言うには、「あれ、物音する」誰か家に入ってきたって感じで目が覚めたらしい、そしたら寝ている部屋に(強盗が)入ってきて…。すぐ粘着テープで目隠しされて、手ぐるぐる巻き、足も巻かれて。

――足は両足首を?
そんな感じ、頭から何か上からかけられた。何がそばにあって利用したのかわからないけど、さらに布団を半分くらいかけられた。頬に刃物のようなものを当てられて、「騒ぐなよ」って感じ。「金どこにあるんだ」って。

人けの少ない山あいの住宅に、複数人の男が侵入。住民の体を粘着テープで縛り、現金などを奪うという荒っぽい手口は、これまでの3件とも酷似しています。

ベトナム国籍の男2人を逮捕

福島県で強盗被害があった翌日の15日、栃木県・日光市で4月30日に起きた強盗事件で盗まれたキャッシュカードを使って、佐野市内のコンビニエンスストアにあるATMから現金を引き出そうとした疑いで、ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(25)が逮捕されました。

同じ宿泊施設に滞在していた、ベトナム国籍のマイ・ヴァン・シー容疑者(23)も不法残留で現行犯逮捕されています。

ホアン容疑者は容疑を否認しているといいますが、警察は、長野・群馬・福島でも続いていた同様の強盗事件との関連を調べています。
(「めざまし8」5月16日放送より)