横浜市青葉区で2月深夜、女性の部屋に忍び込み現金を盗んだとして、70歳の男が逮捕された。男は200件以上の盗みを自供しており、神奈川県内では、被害総額300万円にのぼる同様の被害を確認しているという。

ホースをよじ登り侵入か

神奈川県警・宮前警察署で9日午前8時ごろ、「おはようございまーす」とひょうひょうとしたそぶりで挨拶をする男。

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「忍びのような犯行手口」で盗みを数百件繰り返していたとみられる、飛鳥幸典容疑者(70)が住居侵入および窃盗の疑いで逮捕された。

飛鳥容疑者は、横浜市青葉区の集合住宅で2024年2月深夜、1階の鍵がかかっていない窓から女性の部屋に忍び込み、現金約5万円などを盗んだとみられる。

被害が起きた集合住宅は、成人男性でもよじ登るのは難しく、飛鳥容疑者はホースをつたい、中に侵入したのだろうか。1階にはやや高い植栽があり、地面から1階に外から上る事は難しそうだった。

「200件やった」1都3県で盗みを繰り返す

警察の調べに対し飛鳥容疑者は、「東京や神奈川などで200件くらいやった」と供述している。

3年前の2021年から東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で約200件盗みを繰り返していたと供述。

時には雨どいやパイプなどをよじ登り、まさに「忍びのような犯行手口」を見せていたという。

警察は神奈川県内だけでも50件、総額約300万円にのぼる同様の被害を確認していて、余罪の裏付けを進めている。
(「イット!」 5月9日放送より)

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