森永製菓は9日、「パセノール」という独自の食品素材が、アンチエイジングで重要な遺伝子とされる「長寿遺伝子」を増やしたとする研究成果を世界で初めて発表した。
「パセノール」は、パッションフルーツの種子に含まれるポリフェノール成分を、特許技術で抽出させたもので、森永製菓は2006年から研究を進めていた。
森永製菓・パセノールプロジェクトリーダーの松井悠子氏は「どんどんいろいろなパートナーさんとやっていきたいと思っていて、特にBtoBというような領域で広げていきたい」と話した。
森永製菓は今後、主に企業向けに「パセノール」を提供するサービスを展開し、ウェルネス事業を強化したい考え。