出雲市斐川町で、この地域だけで収獲される特産の「出西生姜」の種植え作業がはじまりました。

櫃田優果記者
「出雲市出西地区では、出西生姜の種植えが行われています。こちらの種生姜の芽を上にしてひとつずつ丁寧に植えられています」

出雲市斐川町出西地区にある生産組合の畑では、8人の生産者が、去年収獲され一定の温度のもとで冬を越した「種しょうが」をひとつひとつ手作業で植えていきました。
「出西しょうが」は、水はけの良い土壌や気候などの条件が適したここ出西地区だけで栽培され、繊維の柔らかさや甘味も感じられる辛さが特徴です。
ここ数年は、夏の猛暑や雨が少なかった影響で収穫は減少傾向でしたが、今年は畑を増やすなどして、2023年を2トン上回る8トンの収穫を目指しています。

出西生姜組合・永戸薫共同代表
「毎年欲しいというお客様に渡せていない所もあるので、しっかり収穫量とれるように管理していきたい」

種植え作業は1週間ほど続き、順調に生育すれば8月中旬以降に収穫を迎えるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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