間もなく本格化するサクランボの出荷時期を前に、農作物盗難の被害を防ごうと関係者が集まり対策会議が開かれた。

JA山形中央会は7日、「農作物盗難防止」の対策会議を開き、県や県警のほか、県内各地のJAから約30人が出席した。
県内でのサクランボの盗難は、3年前に過去10年で最大となる7件・約150万円相当の被害が確認されている。

一方、去年は5件の盗難、被害額は約19万円だった。被害件数は減っているものの、実際はさらに被害があると見られ、会議ではより一層の警戒が必要だと確認された。

(JA山形中央会・折原敬一会長)
「被害届を出し捜査に協力するというのは、出荷のタイミングで手間が取れないなどあると思う。関係機関一丸となって、盗難防止の対応・対策に励むことが大事」

また会議では、防犯カメラの設置やパトロールの強化など、盗難への対策を徹底するよう呼びかけられた。

さくらんぼテレビ
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