ブラジルの人気リゾート地で撮影された映像が物議をかもしている。
現地メディアによると、4月21日、ヘリコプターから現金1万レアル、日本円で約30万円が女性インフルエンサーによりばらまかれたという。
女性インフルエンサー「ブラジルの経済はとても不安定」
映像にはヘリコプターから落ちてきた“何か”が捉えられていた。
それを受け取ろうと、多くの人たちがビーチを走り回っている様子が分かる。人々が必死に拾い集めていたものは…本物のお金だ。
小さい子どもとお金を拾った男性は、「皆に見せてごらん！ベル、いつもありがとう！」といった感謝の言葉を発していた。
お金をヘリコプターからばらまいた人物はブラジル在住のベル・ポンシアーノさん（37）。
ベル・ポンシアーノさん：
ここに1万レアル（約30万円）あります。これを今日、バルネアリオ・カンボリウにばらまきます。
そうカメラに語りかけながらヘリコプターに乗り込み、その後、上空からお札をばらまく様子が映像に映っている。
このブラジルを賑わせた衝撃の“現金ばらまき”は、実は、今回だけではなかった。
過去には、地上から「お金を投げて～」という声が聞こえる中、ホテルの窓から約9万円（3000レアル）を、また別の機会では、真っ赤なオープンカーからも惜しみなくお札をばらまいた、ベル・ポンシアーノさん。
これらの“現金ばらまき”行為には、「自分のお金なのだから、好きに扱って良い」とする声が上がる一方で、「紙幣を傷つけることは罪だ」「飛行機から物を投げるのは違法だ」など様々な物議をかもしている。
ベル・ポンシアーノさんは、“現金ばらまき”行為を続ける理由についてこう話す。
ベル・ポンシアーノさん：
ブラジルの経済はとても不安定で、生活困窮者が多いので、そのような人たちを助けるためにSNSを通じて、何かをしようと思いつきました。
ベル・ポンシアーノさんがばらまく大金は一体どこからくるのだろうか。
“経営者”でもあるベルさん「日本に現れるかも」
ブラジル国内を騒がせているベル・ポンシアーノさんは、大金が用意できる理由についてこう説明した。
ベル・ポンシアーノさん：
私には共同経営者である投資家がいて、フィットネスウェアショップと高級車販売のオンラインビジネスをしているんです。
経営者としての顔も持ち合わせているベルさんは、次なる展望を見据え、既に動き出していた。
ベル・ポンシアーノさん：
前もって伝えられるのは、とても大きくて世界中に知られている町で実行するということ。
日本にも突然、お金をばらまきに現れるかもしれませんね。
（「イット！」 5月6日放送より）
