イスラエル軍が、ガザ地区南部ラファの一部の住民に対し、避難を指示した。

あわせて周辺に空爆も実施し、地上侵攻に向けた準備を進めている可能性がある。

イスラエル軍は6日、ガザ地区南部ラファにいる一部の住民約10万人を、テントなどが用意されたエリアに避難させると発表した。

チラシなどを通じて指示した形で、イスラエル軍は「避難は一時的なものだ」としている。

一方、中東のテレビ・アルジャジーラは、「イスラエル軍がその後、避難指示を出した地域を空爆した」と報じていて、ラファへの地上侵攻を準備している可能性がある。

これに対しイスラム組織ハマスは、「ラファへの地上侵攻は遠足ではない」と徹底抗戦するとの声明を出すなど、戦闘休止に向けた交渉は、いっそう難航するものとみられる。

こうした中、イスラエルメディアによると、ネタニヤフ首相とアメリカのバイデン大統領は6日に会談するとしていて、ラファへの作戦について話し合われるとみられる。

フジテレビ
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国際取材部
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