元日の能登半島地震の影響で延期されていた高岡市の二十歳の集いが4日行われ、参加者が大人への決意を新たにしていました。
このうち、市内で最も被害が大きかった伏木地区の会場には、艶やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ86人が出席しました。
そして、二十歳を代表して麻生大河さんと高嶋莉子さんが、復興に尽力している人への感謝を述べた上で、「勇気と行動力を持って新たな未来を切りひらき、故郷高岡に貢献したい」と決意を述べました。
「地震が起こったときは二十歳の集いがなくなるのではと心配だったが、できてよかった」
「獅子舞とか伏木の曳山で街を盛り上げていきたい」
「伏木の発展に貢献できるすてきな大人になりたい」
高岡市では、このほか11会場でも二十歳の集いが行われ、市内全体で1126人が出席し、新たな門出を祝いました。
