吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で去年発掘された「石棺墓」。5月3日から4日間、最後の特別公開が行われています。

この石棺墓は、去年6月、吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」で見つかったもので、県は「弥生時代後期の有力者の墓」と結論付けていました。
3日から石棺墓の最後の特別公開が行われていて、県内外の考古学ファンや家族連れなどおよそ1700人が訪れました。

【見物客】
「今しか見られないということだったのでぜひ一緒に行こうと夫に誘われて来ました。未知な世界なのでどきどきしています」
「福岡から。最後なんだなと思ったら、良い思いでになりました.。いろいろわかってきて嬉しかった」
「写真よりずっと大きかった。すごかった」

また「線刻」と呼ばれる模様が刻まれた石棺墓の石蓋も展示されています。

【県文化財保護・活用室副室長 細川金也さん】
「今回の石棺墓の公開は6日までになっています。スタッフが皆さんをお待ちしていますし最後のひとときをご覧いただければと思います」

特別公開は6日まで行われ、その後、石棺墓は劣化を防いで保存するために地中に埋められる予定です。

サガテレビ
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