スマートフォンが最大1万円お得に！？高知県黒潮町で購入代金の一部を補助する制度が始まりました。
携帯ショップの入口にはー『黒潮町にお住まいの皆様 ラッキーです！』の文字。
黒潮町は5月から初めてスマートフォンを契約した人に代金の10分の1、最大1万円を補助する制度を始めました。補助が受けられるのは黒潮町に住む人ですが、町には携帯ショップがないため、四万十市と宿毛市の販売店・7店舗が対象です。
店員：
「黒潮町が、スマホを買うがやったら最大1万円相当。本体の10分の1やき、4万の（スマホ）を買ったら4000円しか出んがやけんど」
黒潮町から子供2人に購入予定：
「金額的にはもうちょっと欲しいかなというところではあるんですけど、検討して購入を前向きに考えたいと思います」
補助を受けるには購入後に「LINE」や「高知家健康パスポート」など、町が指定するアプリのインストールが必要です。
黒潮町は2022年からデジタル化を進めていて、高齢者などスマートフォンを持っていない人に的確に行政サービスを提供できる環境づくりが課題となっています。
町はスマートフォンの普及率を現在の79.8%から、来年(2025年)3月末までに、およそ81%まで引き上げたいとしていて、災害時にはアプリを使って避難情報などを提供する予定です。
黒潮町企画調整室 中屋力信 室長補佐：
「行政の情報が届きやすく便利で安全な暮らしができるように皆さまにご提供できたらと思っておりますので、ぜひ制度のご利用をお願いします」
補助金の申請期間は来年(2025年)3月末までですが、予算の上限に達し次第、終了となります。
