唐津市厳木町にある環境芸術の森で、新緑を楽しめる春の一般公開が始まっています。
【リポート・岩部真衣】
「作礼山の中腹にある環境芸術の森。こちらでは春の一般公開が行われていて新緑がとてもきれいです」
唐津市厳木町の環境芸術の森は、40年かけて整備された森で、敷地内には1万本以上の植物が植えられています。
この時期はモミジやカエデの新緑が見どころ。またツツジやアヤメも楽しむことができます。春の一般公開は5年前から毎年開催されていて、去年は約4000人が訪れました。
人気の理由の一つは、建物からの写真撮影。140年前の建物で、天井には台湾檜という日本ではなかなか手に入らない木材が使われています。
建物の中には漆のテーブルがあり、新緑を反射した光景がSNSなどを通じて人気となり、県外はもちろん、海外からも景色を写真におさめようと客が訪れるということです。
【見物客】
「きれいなところだなとずっと思ってたんですけど、ちょうどそれを写真とれたのでよかったです。テーブルの上に置いて撮ったらいいと教えてもらった。反射してきれいだった」
「去年秋来たんですけど、きれいだったからまた春に来てみました。グリーンと赤のモミジがとにかくきれいです」
環境芸術の森の春の一般公開は6月30日まで行われます。