日本で最も多くの恐竜化石が見つかっている「恐竜王国福井」。北陸新幹線の開業に合わせて、県都の玄関口・福井駅周辺にも新たな「恐竜スポット」が続々と誕生している。実は、地元でもまだまだ知られていない恐竜たちの楽しみ方があった。

“恐竜まみれ”の福井駅周辺

新幹線開業を機に「恐竜まみれ」になった福井駅周辺の「恐竜映えスポット」を紹介する。

  
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まずは、福井駅西口の新たなシンボルとして迫力たっぷりに歓迎してくれるのが、巨大なティラノサウルス。

高さ5メートル、全長12メートルの巨体が首を振ったり、ほえたりする姿はインパクト十分。指定の位置に立つとセンサーが反応して動く仕掛けとなっている。

ティラノサウルスとの夢のツーショット撮影も
ティラノサウルスとの夢のツーショット撮影も

口を大きく開ける決めポーズが、シャッターチャンス!

続いて駅の反対側、東口を出ると体長約8メートル、「実物大」のトリケラトプスがお出迎えしてくれる。

地層をイメージした台座の下には子どものトリケラトプスもいて、手で触れて楽しむこともできる。 

このほかにも福井駅周辺にはロボットやモニュメントなど22体の恐竜が生息していて、“恐竜映えスポット”は盛りだくさんだ。

デジタルスタンプラリーを達成した人がもらえる「恐竜調査員の認定証」
デジタルスタンプラリーを達成した人がもらえる「恐竜調査員の認定証」

また、これらのスポットを巡るデジタルスタンプラリーも実施されていて、達成した人は「恐竜調査員の認定証」をゲットすることができる。

福井の街に恐竜が出現!?

続いて紹介するのは、駅の西口から伸びる県都のメインストリート「中央大通り」。

福井の空に恐竜が出現!?
福井の空に恐竜が出現!?

この通りには所々にQRコードが設置されていて、これをスマートフォンで読み込むと、ARで6種類の実物大の恐竜たちが街の中に現れる。

様々な恐竜が闊歩(かっぽ)する光景はまさに恐竜の散歩道。撮影する人と息を合わせて恐竜と一緒に撮影すれば“バズ動画”ができるかも!?

恐竜の足をイメージした極上グルメも

最後に、極上の“恐竜グルメ”を紹介する。
この春オープンしたばかりのホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」の15階のレストランで提供されているのは“恐竜肉”をイメージしたユニークな肉料理。

福井のブランド豚「ふくいポーク」の骨付き肉に、香味野菜をじっくり煮込んだ赤ワインソースをかけた一品だ。

「コートヤード・バイ・マリオット福井」総料理長の松山怜さんは「恐竜が有名な勝山市の勝山水菜をマッシュポテトに入れ、それを踏みしめる恐竜の足をイメージした」と話す。

レストランは宿泊者でなくても利用できるので“恐竜散策”の後に立ち寄るのもおすすめだ。

こんなに沢山の恐竜が見られるのは福井だけ。たくさんの“恐竜映え”写真を撮りに、北陸新幹線で福井に訪れてはいかがだろうか?                                                          

(福井テレビ)

福井テレビ
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