ウクライナへの侵攻を続けるロシアは、ウクライナ側から奪い取った欧米の戦車などを戦利品として、首都で初めて展示した。
ロシア・モスクワ市内にある戦勝記念公園で展示が始まったのは、アメリカが供与した歩兵戦闘車「ブラッドレー」や、ドイツが供与した戦車「レオパルト2」など、あわせて32台。
初日となる1日には、入場制限がかかるほど大勢の人が訪れた。
ウクライナ軍から奪い取った戦車が首都で展示されるのは初めてで、5月9日の対ドイツ戦勝記念日を前に祝賀ムードが高まる中、ロシア側には戦果をアピールしたい狙いがあるとみられる。