文化や性別などの違いによる多様性を理解し留学生や障害者などさまざまな学生への支援を強化しようと佐賀市などにキャンパスを置く西九州大学が「ダイバーシティセンター」を新たに開設しました。
西九州大学の「ダイバーシティセンター」は留学生や障害者、性的少数者など国籍や文化、性別などが異なる学生の多様なニーズを把握し支援を強化します。
多様性についての相談はこれまでも寄せられていたことから、既存の担当部門を統合し設置したということです。
今後は進路が決まっていない留学生の就活支援のほか障害がある学生への学習サポート、性的指向などで悩みを抱える学生が相談しやすい体制づくりなどに取り組むということです。
【西九州大学ダイバーシティセンター 安藤満代センター長】
「学生が悩みごとがあればすぐ来れるところに、上手く機能していって世界に発信していけるくらいの施設にしていきたい」
西九州大学は学生へ十分な支援ができるよう外部の団体や他の大学とも連携し、多様性に対する教職員の理解を深める研修なども行う予定だということです。
