福岡県にある国立病院機構大牟田病院で、複数の男性介護士が入院患者の男女6人に性的な虐待を繰り返していたことがFNNの取材で分かった。病院は虐待の事実を認め、「職員の倫理観が欠如していた」としている。

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虐待行為があったのは、福岡県の国立病院機構、「大牟田病院」だ。

病院によると2023年12月、入院患者が「男性介護士から下半身を触られた」と病院に訴えた。

病院が院内で聞き取り調査を行ったところ看護師と介護士、あわせて5人の男性職員が身体的な障害などがある入院患者、男女11人に対して「虐待が疑われる行為」を繰り返していたことが発覚した。

病院は「障害者虐待防止法」に基づき自治体に通報していて、被害者11人のうち6人については自治体が「虐待があった」と認定している。

病院が入院患者の家族向けに開いた説明会に参加した入院患者の関係者は、「『虐待』って言ってるけど一般社会では犯罪なんですよ」と話す。

病院は「職員の倫理観が欠如していた」としている。
(「Live News days」5月1日放送より)

テレビ西日本
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