4月10日、宮城県石巻市の職員が、官製談合事件で逮捕されたことを受け、市は再発防止に向けて話し合う委員会を設置し、4月30日、初めての会合を開きました。

検討委員会は4月10日、石巻市発注の下水道工事の入札をめぐり、市職員2人が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたことを受け、設置しました。30日の会合には、市の幹部職員で構成する委員会のメンバー10人が参加し、市のこれまでの対応について情報を共有しました。

石巻市官製談合再発防止対策検討委員会 阿部金也委員長
「我々がこれまでやってきた事務の流れについて瑕疵(かし)がないものなのかどうか、改めて検証する必要があると考えています」

委員会では今後、外部の有識者と議論を行い、入札をめぐる課題の抽出や、再発防止マニュアルを作成する方針です。

仙台放送
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