「春の叙勲」の受章者が発表され、日銀の前の総裁の黒田東彦さんや元官房長官の平野博文さんらが選ばれた。
2023年4月まで日本銀行の総裁を務めた黒田東彦さんは、瑞宝大綬章の受章を受け、「私の勤務した財務省、アジア開発銀行、日本銀行の功績に対する叙勲と考え、感謝いたします」とのコメントを寄せた。
また、旭日大綬章には、民主党政権時代に官房長官や文部科学大臣などを務めた平野博文さんらが選ばれた。平野博文さんは「これを機に、また新たな気持ちで、国家国民のために、微力ですが、与えられた時間を尽くしていかなきゃいけない」などと話した。
一方、外国人叙勲では、悪役プロレスラーとして人気だったタイガー・ジェット・シンさんに旭日双光章が贈られた。
2024年の春の叙勲の受章者は、4108人だった。
※政府は5月1日、新たに叙勲発令日(4月29日)前の死去が判明したため、受章者の数が4107人になったと訂正した。