液体に例えられるほど体が柔らかい猫は、その不思議な体勢や姿がSNSで話題となることも多い。今新たに、高い柔軟性を見せる猫がX（旧Twitter）に登場した。

2匹の猫と暮らす龍貴さん（@tatsukineko）はある日、たまたま見かけた愛猫の姿に驚き、思わず撮影した。

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投稿された画像に写るのはカーテンレールの上に立つ1匹の猫。茶トラの茶太郎くん（5歳・男の子）だ。細い場所にバランス良く立っている器用さもすごいが、何よりも気になるのはその“薄さ”だろう。

壁にぴたりとくっつけている体は、横から軽くプレスされたかのように厚みを感じられない。壁に描かれた立体アートと言われると、そう見えてしまいそうだ。

この不思議な茶太郎くんの姿には「これは新種の猫様か！」「猫は薄くもなるのですね」「屏風の猫が出てきたんですね」という驚きの声が寄せられており、投稿は1万6000のいいねが付く話題となっているのだ（5月4日時点）。

「この姿になるのは初めて見ました」

驚きの姿だったが“薄くなる”のは普段からよく見かけるのだろうか？そして、茶太郎くんのそもそもの体格も気になる。龍貴さんに話を聞いてみた。


ーー薄くなった姿を見てどう思った？

動画を撮っていたら、いつもよりも薄く見えたので写真を撮りました。いつもとは違う姿に驚きました。

ーーどれくらいこの状態だったの？

動画から写真に切り替えて撮影しても動かなかったので、10秒以上はそのままだったと思います。


ーー驚いたということは、普段から見かける姿ではなかった？

今回の撮影で初めて（薄っぺらくなることに）気付きました。私のロフトベッドと自分（茶太郎）のペットベッドとの行き来に、毎日カーテンレールを使って歩いているのですが、この姿になるのは初めて見ました。

ーーなぜ薄くなったと思う？

お腹の辺りに見える柱を避けたのだと思います。普段は途中で降りたり、カーテンレールの先にある私のロフトベッドに飛び移っていて、柱の場所よりも手前で立ち止まっているのに、この日だけは柱の場所で立ち止まって降りるか飛び移るか迷っていたので、あの画像が撮れたのだと思います。

走り回っているので少し細身の体格

ーー茶太郎くんはどんな子？

飼い主の私には甘えん坊でおしゃべりです。同居している母にはいまだに「シャー」をしてしまうくらい怖がりで、来客があると数時間は引きこもって出てこなくなります。

ーーどのような体格をしている？

食べることは大好きですが、家の中を走り回っているので少し細身です。


ーー投稿にはたくさんの反響があり話題となっているが？

あまりにもいいねやリポストが多く驚いていますが、たくさんの方に見ていただけたのは嬉しいです。

なお、一緒に暮らしているもう1匹の猫・キジトラのトラ子ちゃん（14歳・女の子）は、ぽっちゃり体型で高い場所も苦手だそう。そのためカーテンレールの上を歩くことはほぼないとのことだ。

茶太郎くんはカーテンレールの上を移動するのが日課とのこと。これからも薄くなった姿を見せることがありそうだ。

プライムオンライン編集部

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