会員数8600万人の国内有数規模を持つ新たなポイント経済圏が誕生した。
TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」が統合し、新たなポイント事業が22日からスタートした。
新生Vポイントは会員数が8600万人となり、これまでのTポイントの加盟店に加え、世界200国以上、1億店余りあるVisaの加盟店でもポイントをためることができる。
Tポイントは、ほかのポイント経済圏に比べ、決済機能面で後れを取っていた一方、Vポイントは知名度に課題を抱えていた。
今回のポイント統合で、携帯4社による競争が激化する、いわゆる「ポイ活市場」に風穴を開けられるのか注目される。