NITE(製品評価技術基盤機構)によると、室内飼いのペットによる事故が、2022年までの10年間で61件発生し、そのうち9割が火災がつながっている。対策として、ペットの行動範囲外に危険物を保管することや、元栓を閉めるなどが必要と注意喚起を呼びかけた。

ペットによる事故が発生

日々の生活に癒やしを与えてくれる大切な家族の一員のペットだが、室内飼いが増えている中、思わぬ事故も起きている。

この記事の画像(12枚)

留守番している犬が、家の中に他には誰もいない状況で、しばらくおもちゃで遊んだ後、台所へと向かう。

“留守番中”の犬が前足をガスコンロのスイッチにかけてしまい…
“留守番中”の犬が前足をガスコンロのスイッチにかけてしまい…

すると、ガスコンロの上にエサがあるのを発見、2本足で立って近づき、コンロのスイッチを押してしまい、その結果、コンロの火が近くにあった物に燃え移り、火災になってしまった。

NITEによると、2022年までの10年間でペットによる事故が61件発生。そのうち9割が、火災につながっている。

ネコの場合、流し台の上を歩き回り、IHクッキングヒーターの電源を入れてしまったり、タオルを落として、電気ストーブに接触して、火災になることもある。

日頃からの整理整頓が大切

小動物などのペットも、例外ではなかった。

電源コードをかじってしまうことで、発火する危険がある。

ペットによる火災を防ぐために大切なことは、日頃からコンロの周りを整理整頓すること。

出かける際には元栓を閉め、使用しない電気製品はプラグを抜いて、行動範囲外に保管する事なども必要だ。
(「イット!」 3月28日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)