能登半島地震の影響で運行が中断されていた石川・珠洲市内を走る路線バスが、13日、約1カ月半ぶりに一部の路線で再開した。

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珠洲市の市営路線バス「すずバス」は、地震により道路が被害を受けたことなどから、8路線すべての運行を中断していた。

地震から1カ月半がたち、道路の復旧が進んだことや買い物や通院で利用したいといった市民からの要望もあり、13日から通常のルートを一部変更した5つの路線でバスの運行を再開。

さらに、避難所と病院を結ぶ便として、毎週火曜日と木曜日に1路線を臨時で運行するという。

避難所で生活する利用者に「バスに乗って病院に行けるのはどうですか?」と聞くと、「いいです、助かります」と話した。

路線バスは、珠洲市内唯一の公共交通機関だが、残りの路線については、道路復旧の見通しが立たず、再開は未定となっている。

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