能登半島地震で被災した石川・輪島市と羽咋市で10日、県が派遣する災害ボランティアの活動が始まった。

FNN取材団・石橋亮一記者「ボランティアを乗せたバスが到着しました。輪島市でもボランティアの受け入れが始まります」

金沢市から約4時間かけて到着したバス。輪島市では、県に登録したボランティア約40人が活動を始め、被災した建物から家財などを運び出した。

被災した男性「ありがたいです、本当に待っていました」

羽咋市でも災害ボランティアの受け入れが始まり、15人が参加した。

参加者は雨の中、声を掛け合いながら崩れたブロック塀を片付ける作業にあたった。

埼玉県から参加の大学生「ゴミを片付けたりして、元の街に戻せるよう少しずつ頑張ります」

石川県の災害ボランティアには約2万3000人が登録しているが、道路の復旧が進んでいないことなどから、いまだ数十人ずつの派遣にとどまっている。

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